マンションと戸建て住宅では、物件の維持の仕方が大きく異なります。
マンションの場合は、管理費や修繕積立費が毎月かかりますが、戸建て住宅の場合は自己管理です。
そのため戸建ての維持費がいくらくらいかかるのか、不安な方も多いでしょう。
今回は、戸建て住宅の維持費について、わかりやすくご紹介します。
戸建住宅を維持するためには、さまざまな種類の維持費がかかります。
年間の維持費や、5年10年で見た維持費など、費用の負担がかかるタイミングもそれぞれです。
あとで家計に想定外の負担とならないよう、維持費にかかるおおよそ目安を知っておくと安心です。
■維持費の種類とは
戸建住宅にかかる維持費の種類は主に下記の3つです。
・固定資産税/都市計画税
固定資産税と都市計画税は、不動産を所有すると必ず発生する税金です。
地域によって変わる場合もありますが、毎年支払う必要があります。
固定資産税の金額は、土地と建物の評価額によって決まり、若干毎年変動がでるものです。
おおよその税額の目安は、購入前に不動産会社で確認することもできます。
毎年かかってくることと、まとまった税額になるため把握しておいた方が安心です。
・地震保険/火災保険
不動産を購入する場合、多くの方が火災保険に入ります。
不動産や住宅ローンの条件で、火災保険の加入が必須となることも珍しくありません。
保険会社や保険の対象をどこまでにするかにもよりますが、年間で1~2万くらいのケースが多いでしょう。
5年・10年とまとまって保険に入ると保険料が年払いより安くなります。
また戸建て住宅の場合は木造なので、地震による不安も大きいです。
マンションのような鉄骨造の場合は、耐震性として安心できる要素もありますが、戸建て住宅の場合には耐震性以外にも地盤の変化や津波なども不安要素があります。
地震保険も入っておくことをおすすめします。
・住宅修繕費用
戸建て住宅を購入する場合に、一番不安要素があるのが住宅修繕費用でしょう。
なぜなら毎年決まった費用ではなく、万が一に備えた費用となるからです。
新築物件であれば、すぐに建物の劣化や損傷がでることはないと思いますが、中古物件の場合、築年数によっては要注意と言えるポイント。
築10年、15年ともなると、修繕箇所が所々に見つかります。
特に外壁や屋根、水回りなどの修繕は費用がかかりやすいと覚えておきましょう。
数十万で済むこともあれば、100万単位になることもあるため、そのタイミングに修繕できるよう月々1~2万で良いので個々に修繕費を準備しておくことが大切です。
修繕時期の目安と概算費用
戸建て住宅の維持費は小さいものではないため、なるべく節約したいものです。
維持費を節約するためには、下記のようなポイントに気を付ける必要があります。
・最初から耐久性の高い建物にする
コスト重視で建てた住宅は、その分素材も劣化やすい可能性があります。
購入費は少し安いけどその後のメンテナンスが高くては意味がありません。
ある程度、長い目で考えた方が良いでしょう。
・修繕は早めにおこなう
「ちょっとの損傷だからまだ直さなくていい」という考えはあまりおすすめできません。
低予算の修繕で済んだものが、そのまま放置したことで大きな損傷となってしまうことがよくあります。
なるべく費用負担が少ないうちに修繕するようにしましょう。
戸建て住宅の維持費の中で、特に心配なのは修繕費です。
マンションとは異なり、自分自身で修繕費の管理をしなくてはいけません。
維持費の節約も考えて、長い目線で考えることと早い修繕を心掛けましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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