戸建て住宅で、外壁のメンテナンスはどうしたら良いのだろう･･･
どのような状態になったら塗り替えた方が良いの？
このように戸建て住宅のマイホームで悩んでいる方は多いでしょう。
メンテナンスは遅れてしまうと、余計な費用が掛かってしまい、直す時間も長くなってしまうこともあります。
今回は、お家の外壁メンテナンスについてご紹介します。
外壁のメンテナンスをする時期は、素人ではわからないと思いがちですが、以下の2つでメンテナンスのタイミングを見分けることができます。
・築年数で判断する
・劣化状況で判断する
築年数で判断する場合、外壁のメンテナンスは築10年からが目安となります。
外壁に使われる素材は、耐用年数7年～15年程度のものが多く、そのため10年前後で外壁のメンテナンスをすることがおすすめとされています。
外壁材とメンテナンス時期
・モルタル・・・５～１０年
・窯業系サイディング・・・７～１０年
・ALC・・・１０～１５年
劣化状況で見分ける場合は、特に難しいことはなく以下のような症状があるかで判断すると良いでしょう。
・外壁のヒビ、破損
・外壁目地のシーリング材のヒビ、痩せ
・塗装のはがれ
この3つの症状を見つけた場合には、放っておくことはせず早めに修復することが大切です。
外壁のメンテナンスにはいくつかの種類があり、その特徴や費用の目安も異なります。
・外壁塗装、目地コーキング
・カバー工法
・外壁の張り替え
主にこの3つが外壁メンテナンスの種類であり、症状のよってどの方法を利用するか異なるでしょう。
・外壁塗装、目地コーキング
よくある一般的な外壁メンテナンスの修繕方法です。
なるべく費用を押さえたい方向けのメンテナンス方法です。
延床面積30坪の戸建て住宅で100万円くらいが目安となります。
・カバー工法
現在の外壁から、さらに上に外壁を張る方法です。
外壁が二重構造となるため、防音性や断熱性がアップできるメリットがあります。
外壁塗装よりも費用は上がり、延床面積30坪の戸建てで150～240万円が目安です。
・外壁の張り替え
現在の外壁を剥がして、新しい外壁を取り付ける方法です。
内部の損傷まで改善することができ、外部の全体的なメンテンアスが可能。
費用は3つの中で一番高く、30坪の戸建てで180～250万円が目安です。
外壁のメンテナンス費用が高いからと、放置していると余計なリスクを被ることになります。
・雨漏りになる可能性がある
・外観の見た目が劣化する
・修繕費用が高くなる
雨漏りが発生すると、問題がなかったところにまで損傷が広がり、修復の費用が高くなるだけでなく、修復時間も長くなってしまいます。
外壁の劣化は見た目が悪くなることに加えて、ボロボロとはがれてこちらも損傷が広がります。
メンテナンスをする時には、下記の3つに気を付けましょう。
・悪徳業者に気を付ける
・メンテナンスフリー素材を使わないようにする
・メンテナンスはDIYで解決しない
よくメンテナンスフリーの素材を勧めてくる業者いますが、実際にメンテンナスがフリーの素材はありません。
そして、安易に自分で補修できるだろうとDIYをすることはおすすめ出来ません。
足場を組んでの高所作業がメインとなるため大変危険です。専門業者に依頼しましょう。
戸建ての外壁メンテナンスは、いくつかの方法で判断することができます。
ヒビや剥がれなど、「これくらいなら良いだろう」と思っていると、損傷はどんどん広がってしまうため、早めのメンテンナスがおすすめです。
戸建てはマンションのように修繕積立金を強制徴収されないのがメリットですが、修繕費用が不要なわけではありません。
将来の修繕に備えて自分で費用を毎月積みててていく事が大事になります。
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